授業がはじまる

 今日は前期の授業開始日です。

lecture 1年生は大学でのはじめての授業ですね。どんな感想をもったかな? 右の画像は、2限目のケミカルサイエンス序論の様子です。FIRSTでは1年次に序論が4つあり、バイオからナノまで幅広い分野の基礎を習得してもらうと同時に、各分野の「おもしろさ」や「社会的意義」を知ってもらい、後期以降、選択科目を選んでいく際の参考にしてもらうことになっています。

 午後は2年生と3年生の実験科目でした。どの科目も受講生にとっては目新しい内容ですから、(去年不合格になって再履修している科目は別ですけどね)、楽しみでもあり、不安でもあり、といったところでしょう。。。。

NBL2A1 が、しかし。特に、今年から始まる3年生の実験科目は、楽しみも不安もとりわけ大きいことと思います。いよいよ、各学生がテーマを選択して「ほかの人とは違う、オリジナルの実験テーマ」に取り組むわけです。これまでは、全員が同じ内容の実験をしてきました。当然、(うまくいけば)全員同じ結果になります。しかし、3年生からは、自分たちがつくったもの発見したことが世界初になるわけです。3年生のうちに学会やシンポジウムで発表する強者が出てきたら嬉しいなあ! 

 

FIRSTって何の略?

 甲南大学フロンティアサイエンス学部の愛称はFIRSTといいます。これはFrontiers of Innovative Research in Science and Technology(科学とテクノロジーにおける革新的研究の最前線、または、最前線を切りひらく開拓者たち)の頭文字をとったものです。

 フロンティアサイエンス学部が設立された2009年4月、とき同じくして、文系の新学部・マネジメント創造学部(CUBE)も誕生しました。学内で「新学部」といってもどちらのことがわからないので、FIRSTやCUBEが開発コードネームのように使われ、今でも、これらの愛称で呼ばれています。

 高校生や一般のみなさんには、正式名称(フロンティアサイエンス学部)と愛称(FIRST)という2つの名前があるとわかりにくいでしょうか?  覚えやすい方で結構ですから、ぜひ、記憶にとどめておいてくださいね!


春休みの研究(番外編)

ohashi 春休み中に、研究室でのアルバイトというかたちで、研究活動に携わっている熱心なFIRSTの学生たち。

 困るのは食事です。授業が無い期間、キャンパスには1−2年生がいませんので(教職員や大学院生はいるのですが・・・)カフェテリアが営業していないのです。

 そこで、授業が無い期間中は、周辺のいろいろな研究機関の食堂を利用するのですが、今日は、研究指導の先生が、がんばっているご褒美にと、キャンパスのすぐ近くにある花鳥園(花と鳥のテーマパーク)のレストランに連れて行ってくれたそうです。画像は、食後の休憩中に、人間のオオハシ君が鳥のオオハシに遊んでもらっているところだとか。。。

 気分をリフレッシュさせて、午後の実験もがんばれ!


春休みの研究

 FIRSTの学生は夏休みも春休みも研究をします。というと、高校生の方は「自由研究の宿題?」と思われるかもしれませんが、そうではありません。本当の研究です。

 どういうことかというと、文部科学省から助成金をもらっている研究プロジェクトや、企業との共同研究などに、FIRSTの学生(希望者)が参加してくれるのです。参加する学生にとっても、1,2年生という早い段階から研究経験が積めるし、プロ意識は芽生えるし、バイト料はもらえるし、一石何鳥にもなります。

labwork 画像は実際に研究に取り組んでいる1年生の様子です。大学1年生としては考えられないほど、いろいろな計測機器を使いこなせるようになっています。

 研究成果が、将来、商品化につながればいいですね!


キャンパスから眺める夕日

 今日は天気もよく、キャンパスから明石海峡大橋に沈む夕日がとても美しく見られました。新入生(3期生)を迎える頃には、橋のちょうど真ん中に夕日が沈むのかな。

sunset

 
 7階のカフェテリアからは、西は明石海峡大橋から淡路島、東は大阪湾、北は六甲山系を眺めることができます。実験室やマイラボからは南側の神戸空港がすぐ近くに見えます。ポートアイランドの南端にあるので眺めがいいキャンパスです。

ポートアイランドキャンパスの場所はこちら
http://www.konan-first.jp/map_a.html