サイエンスライブチケット(新海征治先生)

7月6日は、崇城大学工学部ナノサイエンス学科(九州先端科学技術研究所 所長、九州大学高等研究院 特別主幹教授)の新海征治先生をお招きして、第13回のサイエンスライブチケット講演会が開催されました。

新海1

 ご講演いただいた新海先生は、ISIトムソン社が毎年行っているノーベル賞受賞者予想においても、化学分野でその名前がたびたび挙げられるほど著名な先生です。今回は「分子認識化学 〜そのアイデアの源泉と実現〜」という演題で、これから日本の将来を担うであろう学部生に向けて、自分たちが取り組んでいく研究のアイデアをどのようにして社会に発信するものへと深化させていくのか、ご自身の経験を踏まえながらご講演いただきました。
 
 とてもわかりやすいご講演だったこともあり、参加した学生からもたくさんの質問があり、またその質問に対しても丁寧に説明いただき、学生にとってはとても参考となるお話だったようです(我々教員にとっても有益なお話もたくさんあり、大変参考となりました)。

新海2

新海3

甲南90周年栄誉スカラシップ

今年も90周年栄誉スカラシップの募集があり、FIRSTからは3名の学生が採択を受けました。

学園創立90
周年記念事業募金の「人物教育率先」創立者平生釟三郎記念教育振興事業の寄付金を基に創設され、本学の学生を対象に、人物(人格・学業・文化・社会貢献
等)、スポーツ、国際交流の諸分野において、旺盛な意欲、活動力を喚起涵養し、もって人物教育の率先を図ることを目的に作られた奨学金です。

平生記念甲南栄誉奨学金
4年生 勢籏 志郎 君

せはた

リジョナル栄誉奨学金
2年生 山口 隼平 君

やまぐち

甲南一貫教育栄誉奨学金
4年生 村上 和寛 君

むらかみ

いろいろな分野で精力的に頑張る学生さんがたくさんいるようで私たちも嬉しい限りです。

みんなこの調子で頑張ってくださいね!


新入生歓迎のレクリエーション開催

クォーターA期の試験は昨日と一昨日で終わり、試験最終日の午後からは上級生が新入生のために歓迎のレクリエーションイベントをしてくれたようです。実は、この企画、去年も同じA期の試験最終日に開催され、新入生と上級生の交流に一役買ったそうで、好評につき、今年も開催したそうです。

今年も上級生による歌あり、ダンスあり、クイズありと大変盛り上がったようです。
日頃、マイラボでは声をかけづらい先輩方もこういう日は声をかけやすかったりします。是非、これをきっかけに学年を超えた友情の輪が広がるといいですね。

レク1
総合司会の3年生の石川さんと澤田さん

レク6レク5

歌やダンスを披露

レク2レク3

各フロアが企画した様々なゲームを楽しむ学生たち

スパコン「京」をテーマとしたタウンミーティングで発表

去る5月12日(土)にポートアイランドの神戸大学統合研究拠点で開かれたスパコン「京」をテーマとしたタウンミーティングで、FIRST4年生の中村 研 君(杉本研究室)と大学院博士後期課程3年の藤本 健史 君(三好研究室)が参加し、「京」をつかって取り組みたい研究について発表しました。

彼らが発表したのは、現在、卒業研究等で取り組んでいる遺伝子の研究テーマだったそうです。

生命の遺伝情報を記憶するDNA。一般的には二重らせん構造を形成しているのであるが、鎖を折りたたんで四重らせん構造も形成しています。この四重らせん構造は、細胞内の複雑な環境によってその構造を大きく変えてしまうそうで、その解明が遺伝情報の転写や翻訳に関わっているのではないか、と精力的に卒業研究をしているそうです。コンピュータシミュレーションでは、複雑なものも計算によって予測することができ、いずれは自分たちの研究をもとに「京」の力を借りて細胞内の複雑な生命現象を予見したいと発表したそうです。

市長も参加した発表の様子は神戸新聞に取り上げられています。

タウン1タウン2