キャリアセミナー開催される(川重テクノロジー株式会社)

12月14日(金)、川重テクノロジー株式会社より小鯛亜紀氏をお招きし、キャリアセミナーを開催いたしました。

川重テクノロジー株式会社は川崎重工業から独立した総合分析・試験会社です。ここでは、化学分析、環境分析や、各種材料の試験・評価、応力測定、構造解析、エレクトロニクス関連の機器開発など幅広い業務を行っています。

小鯛氏は川崎重工技術研究所の材料研究部で20年近く研究員として活動した後、現在の会社に転籍し、初めての女性管理職(メカコンポーネントソリューション部課長)として活躍されているそうです。

セミナーでは、川重テクノロジーのメカコンポーネントソリューション部の業務内容をはじめ、新入社員時代の研究(与えられた課題に対してどのように取り組み、そして、成果をあげていったのか)、ご自身の部下に求める私見として社員に必要とされること、大学卒業後の進路選択、また、女性が生涯働くことなども含め、幅広くご講演いただけました。

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 就活をする学生にとって、今は働くことが重たいイメージとなっているのかも知れませんが、プライベートの充実や多様性の理解など、就職後の人生のことなども経験談を交えながらお話いただけたので興味深く聞けたようです。講演後、学生からの質問にも丁寧にお答えいただき、参加した学生にとって大変参考となったようでした。

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2012年の授業も明日で終わり

明日21日で授業は一旦終了。冬休みをはさんで、あと1-2週間で今年度の授業も終了です。

 この時期、フロンティアサイエンス学部の3年生は忙しい! 学部卒で就職を考えいる学生は普段の授業に加えて、企業説明会や就活セミナーがありますし、なんと言ってもナノバイオラボ2(3年生の学生実験)のポスター発表がひたひたと近づいてきています・・・。

 フロンティア サイエンス学部では、3年生は一人ひとりが違うテーマに取り組みます。それも、テキストに載っているような既存の実験ではなく、未知のテーマにチャレンジするのです。いわばプチ卒研みたいなものですね。ただし、プチとはいってもそれは「週3日、半年間」という時間的なこと。内容的には卒研にひけをとらないテーマも多く、昨年度はのべ27人の3年生が学会/シンポジウムの発表者に名前を連ねました。

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【3年生になると一人ひとりが異なるテーマに取り組む】 


 学会発表は全員というわけには参りませんが、前期・後期の最終週には、3年生全員が半年間の成果をポスターにまとめて学内で発表会を行います。教員として嬉しいのは、毎回、みんなが他の同級生の発表をしっかり聴いて質問をすること。自分の実験と発表準備に一生懸命取り組んだからこそ、他の人の発表に対しても、関心と敬意をもって、聞こうという気持ちになるのですよね。

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 【前期のナノバイオラボ2のポスター発表の様子】

Happy Birthday!!!

今日は、1年生の後藤くんの誕生日だったようです。

7Fのカフェテリアには、ケーキを買って集まった友人達によるささやかな誕生日パーティーがひらかれていました。

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誕生日おめでとう、後藤くん!!


企業訪問・見学(神戸製鋼加古川製鉄所)

12月12日(水)の午後から、父母の会の支援の下、神戸製鋼加古川製鉄所の見学に行ってきました。FIRSTでは、企業の方をお招きしてお話を伺うLead-Offセミナーと並んで、人気のある企画です。学生さんにとって企業の内部を見れる機会はほとんどないので、実際に見ることで働くイメージが付くことにも繫がっているようです。

 神戸製鋼所は1906年、神戸で創業した地元の大手有力企業であります。鉄鋼産業は、基幹産業といわれ、日本成長の原動力として日本のものづくりを支えています。同社は鉄鋼、非鉄金属(アルミ、銅、チタンなど)の素材のほか溶接材料、産業機械、建設機械など、多角的に事業を展開しています。
 

今回見学させていただいた加古川製鉄所は、神戸製鋼所最大の製鉄所で原料の鉄鉱石の溶解から船舶などの用いられる厚板、自動車・家電向け薄板、棒鋼、線材などの製品まで一貫して製造しているそうです。

明石大橋の超高強度ケーブルも同社で製造されたそうです。

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全員ヘルメットを着用し、バスをつかって広大な敷地内を見学していきました。

実際に現場を見学した学生からは話を聞いたところ、以下のような感想がもらえました。

学生「とにかくすごかった!」
教員「どのへんがどうすごかったの?」
学生「どこの何がすごいっていわれてもうまく説明できませんが、とにかくすごかったんです! 見たらわかります!」

話を聞くに興奮冷めやらぬ様子でした。
教科書やインターネットからの情報ではわからない迫力がそこにはあったようですね。

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甲南平生塾@ポーアイキャンパス

先月8日、ポートアイランドキャンパスで甲南平生塾がひらかれました。

 甲南平生塾は、甲南大学と関わりのある方々を“熱い講師陣”としてお招きし、対話型講義を通じて、塾生たちが「率先して社会に貢献できる人物」に育つべく甲南学園創設者平生釟三郎の精神を身につける、というプログラムです。

 “魂の十講”として全10回の講義が予定されているのですが、その第8回(テーマ:挑戦)が、講師がポートアイランドに本社を構える「株式会社ディーエスピーリサーチ」の社長・中西伸浩氏ということもあって、ポートアイランドで開講されたわけです。

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 ポートアイランドキャンパスで開講されるのはこの1回だけということで、塾生以外の学生たちも参加。数々の「挑戦の仕方・考え方」を教わり、また、考えさせていただく貴重な 機会となりました。