新入生ガイダンス

4月1日。入学式のあと、ここポートアイランドキャンパスで新入生ガイダンスが行われました。

 新入生のみなさんは朝から夜まで行事続きで、しかも岡本キャンパスからポートアイランドへの移動もあって、大変お疲れ様でした。

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(キャンパスの特徴、図書室の有効活用法、独自のキャリア支援体制等について説明がありました。)

 これからの4年間を共にするキャンパス、教員、それから先輩たちと顔を合わせて、いよいよ大学生活が始まるという実感が湧いてきたのではないかと思います。

 また、今年は新入生ガイダンスは、保護者の方々にも公開といたしました。ガイダンスの内容は、もちろん新入生に向けたものですが、保護者のみなさまにも、これからの学生生活をある程度イメージして頂けたのではないかと思います。

 ガイダンスのあとは、交流会です。

 同級生同士、保護者同士、新入生と先輩達、新入生と教員、いろいろな組み合わせの「顔合わせ」が見られました。

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( ↑ 最初は少し固かった雰囲気も、↓ 上級生たちが和やかにしてくれました。)
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(撮影: FIRST同窓会長(一期生) 修士課程1年 国広潮里さん)

 この場で、同級生と友達になったり、相談相手になってくれそうな先輩を見つけた新入生たちは、4月8日の授業開始日に安心して大学生活のスタートを切れることでしょう。もちろん、1時間足らずの交流会でしたから、あまり人と話せなかった新入生もたくさんいると思いますが、顔を覚えてくれた先輩が助けてくれたり、実験などを通じて徐々に顔なじみの輪が広がっていきますので、だいじょうぶですよ。

 では、新入生のみなさん、4月8日にお会いしましょう。


入学式&新年度スタート!

今日から4月。新年度がスタートです。

 岡本では5期生になる新1年生の入学式が開催されています。さらに引き続いて、新1年生にはこちらポートアイランドキャンパスに移動してもらい、新入生ガイダンス。また、それぞれ新学年になった2年生、3年生、4年生のガイダンスも予定されています。

 年が経つのも早いもので、学部設立から丸4年が経ったんですね。就職した1期生はもう登校してこないわけで、そう考えるとちょっとさみしいですね。

 さて、その3月に卒業した1期生の進路の内訳をご紹介しようと思います。卒業生33名のうち、22名は大学院フロンティアサイエンス研究科の修士課程へ進学し、11名が就職しました。ちなみに就職先は下記のとおりとなっています。

地方公務員      1名
地方銀行       1名
医療・薬学系企業   4名
IT関連企業     2名
コンサルティング企業 1名
大学研究員      1名
自営業        1名

みんな新天地でそれぞれ頑張ってください!
応援してます♪


ウソはいけんませんね

エイプリルフールには、何かウソの記事をアップしようと思っていたのですが、どうしても思いつきませんでした。ごめんなさい。来年にご期待?下さい。
 
そのかわりといっては何ですが、頭の体操に、ウソかホントか、わかりにくい話を一つ。

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3つのドア(ABC)があり、1つのドアの向こうには賞品の自動車が置いてあり(アタリ)、残りの2つドアの向こうには何も置いてありません(ハズレ)。出題者はどのドアが当たりか知っています。

参加者は3つのドア(ABC)の中から一つを選びます。仮にAのドアを選んだとしましょう。

出題者はB、Cのうち一つはハズレであることを参加者に教えます。仮にCをハズレだとしましょう。

出題者は参加者に「Bのドアに変えてもいいですよ。」と言います。

さあ、このとき、確率的には、参加者はAを選択したままが良いでしょうか、それとも、Bに変える方が良いのでしょうか? 

答えは・・・「Bに変える方が良い」。

本当?ウソ? 


モトをたどれば・・・

職業柄、大学や予備校の広告はいつも気に留めています。最近だと、テレビコマーシャルで、合格から遡っていくのがありますよね。

 あれはいいですね。最近の学生さんは「段取り」ができないとよく言われています。あのテレビコマーシャルの要領で、ゴールに向けてしっかりと段取りをたてることが大切ですね。

 さあ今日は24年度最後の日。受験生の皆さん、まだ間に合います。25年度の目標を立ててみましょう。そして、その目標にむけて、明日、25年度の第1歩を踏み出しましょう。

 学部完成を迎えた、つまり、この3月にはじめて卒業生を輩出したFIRSTにとっても、明日は新たな1歩、特別な1歩です。将来、「モトをたとればあのときの1歩が勝着だった」と振り返れるようなスタートを切りたいものです。

 あ、勝着というのは、将棋や碁で「あとから考えてみれば、あれが勝ちを決める一手だったなあ」という駒や石の置き方のことです。

 学部の「勝ち」は何かというと、これは難問ですが、ただ言えるのは、学生のためになる良い手を指し続けていくこと。そして、FIRSTは若い学部ですから、良い手を指すだけでなく、相手が1手指す間に2手指すようなスピード感で(将棋や碁なら反則ですが・・)、学生たちの研究・教育のサポートと社会貢献を続けていくということ。その積み重ねの結果、 在校生にも卒業生にも受験生にも喜んでもらえるような学部に成長していけばいいなあ、ということですね。

 5年目の新しいFIRSTをよろしくお願いします。


スギにご注意!

いやですね、スギ花粉。そろそろ、ひのきの花粉も混ざってきているのでしょうか。

 ブログ編集者は高校生の頃に発症して(当時は花粉症という言葉も一般的ではなかった)、以来、30年近く毎年悩まされています。

 レモン汁をコップ1杯毎日飲むという民間療法から、顔面の血流を制御している星状神経節を麻酔注射でブロックするという本格的(?)なものまで、いろいろな療法を試しました。 が、自分に合う、コレという療法にはまだ出会っていません。おすすめの治療法があったら、教えてください。(ちなみに、レモン汁療法?は、1ヶ月続けた頃にノドが痛くなってツバを飲み込めなくなったので止めました。)
 しかし、最近は薬局でも、第2世代・抗ヒスタミン薬と呼ばれる副作用の少ない薬が買えるようになって、助かりますね。

 さて、FIRST(フロンティアサイエンス学部)は薬学部ではありませんが、薬についても学ぶことができます。また、薬のどんな点について学びたいかによって、授業選択の仕方が変わってきます。例えば ・・・

☆ 抗ヒスタミン薬はどんなしくみで効くのだろう? ということに興味のある方はバイオ系の授業を選択すると良いでしょう。

☆ 抗ヒスタミン薬を設計したい! という夢をもつ方は、物理化学系とナノテクノロジー系の授業を選択すると良いでしょう。

☆ 抗ヒスタミン薬を製造することに興味がある(化学合成してみたい)! という方は有機化学系の授業を選択すると良いでしょう。

例えば最後の有機化学系の授業をあれこれ履修してマスターすると、下のような「医薬品の合成スキーム(つくり方)」を見て、ふむふむと中身がわかるようになります。

Taxol_Nicolaouのコピー

このように、学びの指向に合わせてカリキュラムを自分で組み立てるのが、FIRST流の学び、なんです。