高嶺竜太朗君が平成25年度甲南90周年記念栄誉特待生(甲南平生拾芳奨励金)に選出されました!

甲南学園の創始者平生釟三郎先生の「人物教育率先」の意志を受け継ぎ、学園創立90周年記念事業募金から、人物・学業が特に秀で学術、スポーツ及び国際交流等の諸分野において顕著な成果を挙げた甲南大学学部学生に対して奨励金を授与する「甲南90周年記念栄誉特待生」の募集がありました。

今年は、FIRST4年生の高嶺竜太朗 君が「甲南平生拾芳奨励金」に選出されたそうです。

おめでとうございます。
この調子で、これからも一生懸命頑張ってください!

IMG_7137

夕暮れの裏庭

表からは見えにくいのですが、ポートアイランドキャンパスの校舎の裏手には、芝生の多目的広場があります。
学生さんは昼休みや放課後、ここでキャッチボールやフリスビーなどをして体を動かしています。

放課後、フラリと通りかかってみたところ、ギターを演奏している学生さんが。

FIRSTには意外と楽器を演奏する学生さんが多いようです。

20130606_175609


アイスクリーム15%OFF

本日まで、甲南大生協ポートアイランドキャンパス店では、アイスクリーム15%OFFキャンペーンが実施されていました。

が、15%OFFになるには条件があります。それは気温が29℃を超えること。この条件をクリアすれば午後1時からキャンペーン価格となります。

毎日蒸し暑いと思うのですが、なかなか超えないんですよ、これが。絶妙な設定でね、29℃というのが。店長は、保険会社に向いてるんじゃないかな、と思うくらいですよ。

画像1

連日、アイスクリームの前でがっくりきている学生の姿が見られました。


♪交響楽団(Spring Concert 2013)♪

岡本キャンパスから離れていますが、FIRSTの学生さんもいろいろな部活、サークルに所属しています。今月の初め、文化会交響楽団に所属するある学生さんからチケットをもらって文化会交響楽団のSpring Concertに行ってきました。

DSC05525

写真の矢印の下で堂々たる演奏をしてました。
同級生たちも何人か聞きに来ていました。

BlogPaint

DSC05555

いい音楽で久しぶりに心が洗われた感じでした。


2年生実験の機器測定

水曜日と木曜日の午後は2年生実験(ナノバイオラボ1A)。
今日はその中から、機器測定をしているところをご紹介します。

画像1

これは赤外吸収スペクトルを測定しているところ、つまり、ある物質がどんな波長の赤外線をどのくらい吸収しているか、を調べているところです。
何のためにそんなことを調べているかといいますと、分子というのはいくつかの原子が結合してできているのですが、赤外線にはその結合を振動させる働きがあるのですね。で、結合の種類によって(例えば、炭素原子と水素原子の結合とか、水素原子と酸素原子の結合とか)、吸収する赤外線の波長が違うんですね。ということは、吸収する赤外線について調べれば、その分子がどんな結合をもっているかわかる、つまり、物質の構造がわかる、というわけなんです。
彼女たちは、自分たちが合成したり(つくったり)精製したりした物質の構造を調べているところなんですね。

画像1

これは蛍光を測定しているところです。2年生たちは、蛍光色素をくっつけたペプチドを合成しているのですが、蛍光の強さを測定することによって、溶液中にどれくらいの量のペプチドが溶けているか、つまりどれくらいの量のペプチドをつくることができたか、調べているのです。

画像1

画像1

これは核磁気共鳴スペクトルを測定しているところです。これも赤外吸収スペクトルと同様、分子の構造を調べる装置です。奥に見える銀色の筒の中には液体ヘリウムで冷やされた超伝導磁石が入っています。詳しい原理は難しいので省きますが、この磁石の中に物質を入れて電磁波の照射し、どんな波長の電磁波を吸収するかを調べると、分子の構造が分かるのですね。

このように分子の構造や量を調べることは、からだの中のしくみを調べるにも、医薬品をつくるにも、診断試薬をつくるにも、環境汚染を分析するにも、新物質や新素材をつくるにも、どんなことをするにも欠かせない要素技術です。

非常に大事な技術なのでFIRSTでは2年生という早い時期に習得してもらっています。普通はNMRのような高価な(ウン千万)装置は4年生以上にしか使わせないことが多いのですが・・・実験しているみなさん、絶対に壊さないでね。