入学したらすぐ専門実験

 

学生さんに「フロンティアサイエンス学部を受験した理由は?」と聞くと、

よくある答えが「たくさん実験ができそうだったから」。

1年のときから専門的な実験科目があるのが魅力的だった、とのことです。

実際、少人数の学部ということもあって、実験のための時間も、一人あたりのスペースも、たっぷりと用意されています。

1年生の実験内容は、生物学から化学まで幅広く、前後期それぞれ3テーマの実験を5週間ずつ行います。

  専門1

生物系(バイオ実験):「大腸菌の遺伝子組み換え」を通じて、タンパク質の生合成の原理を理解するとともに、バイオテクノロジー技術の基礎を習得します。

専門2

化学系(ナノ実験):「クロマトグラフィーによる分離と分析」を通じて、有機化合物の性質を理解するとともに、化学の実験操作の基礎を習得します。

専門3

融合系(ナノバイオ実験):「緩衝液の作製と性質の調査」を通じて、pHや化学平衡の概念を理解するとともに、測定機器の使い方や、パソコンによるデータ解析やグラフ作製の方法を習得します。

 

これから3回にわたって、それぞれのテーマの様子を紹介していきますね。


サラダバイキング

先週のサラダバイキング企画。

普段野菜不足に陥りがちな学生さんには、ありがたい企画だったのではないでしょうか。

サラダ サラダ2

(海が見える7Fカフェテリアでサラダバイキング)

このように甲南大学生協ポートアイランドキャンパス店では、

学生さんの声に耳を傾けていろいろなフェアが企画されています。

学生のみなさん、何か良いアイデアがあれば、

同学年の学生生協委員にどんどん伝えていきましょう。

 ところで、サラダの横の掲示に「おかわりは1回」とあるのですが、前日はおかわり自由だったんですよ。誰か、食べ尽くしたのかな?

 


水曜と木曜は2年実験の日(1)

今日は2年生の学生実験の様子を紹介します。

フロンティアサイエンス学部では水曜と木曜の午後が2年生の学生実験の時間帯です。

(ちなみに、学生実験というのは、主に1−2年生がテキストに沿って行う実験のことで、

主に3−4年生が研究室で行う「研究活動」での実験と区別するために使う用語です。)

1クール(5週間)につき、3つの実験テーマから1つを選択する方式になっています。

 

こちらは有機合成の実験。

化学反応によって有機化合物をつくります(専門用語で「合成する」といいます)。

実験1

(マグネティックスターラーという磁石の力で撹拌する装置を使って、薬品を混合していきます。)

実験2

(ロータリーエバポレーターという装置を使って、溶媒を蒸発させて、固体の色素を得ます。)

医薬品や診断試薬といった、役に立つ有機化合物を合成する力をつけるための基礎トレーニングです。

今日はたまたまビーカーを使った簡単な反応で、見栄えがしませんが・・・。

合成した化合物は、なかなか面白いんですよ。

 実験3

(同じ色素でも、溶かす溶媒によって色が変わる。)

温度や溶媒によって色が変わる「クロミズム」という性質をもった色素です。きれいです。

 分子が、その周囲の環境によって色を変えるという性質は、からだの中や自然環境中の異常(つまり病気や環境汚染)を見つけるのにも役立ちます。

フロンティアサイエンス学部には、ガンやアルツハイマー病などの異常を、

色の変化で知らせてくれる色素を研究している研究室もあるんですよ。

 

「水曜と木曜は2年実験の日(2)」に続く

 


オリジナルスイーツを企画中!

 

 神戸といえば、昔からパンやスイーツで有名な街。

今回、チョコレートハウス・モンロワールさんとの共同企画の一環で、

甲南大学の学生さんたちがキャンパス・オリジナルのパッケージをデザインすることになりました。

デザインするのは、ご存知の方も多いと思いますが、あの葉っぱ型のチョコレート!

(葉っぱとカカオのイメージ図。商品とは関係ありません。)

フロンティアサイエンス学部では、学部の盛り上げ隊長として、

学生レクリエーション委員が各学年にいます。

早速、教職員も交えて企画会議が開かれました。モンロ記事1モンロ記事2

1年生から4年生まで、協力して企画を練り上げます。

男子も女子も、先生も職員もみんな必死に思案中です。

 わたしたちのポートアイランドキャンパスは神戸港が近いということで

港にちなんだモチーフが提案されたり、生命系ということで

DNAをデザインに盛り込んだり、とさまざまなアイデアが披露された模様。

最終的にどのような仕上がりになるのか?

答えは、秋頃の甲南大学生協ショップ(予定)、

秋のオープンキャンパス(予定)でぜひ、実物をご覧ください。

 


大学ランキング、2項目でトップに!

インターネットやテレビでよく目にする○○○ランキング。

私もスマホのアプリや外食するお店を探したりするのによく使いますが、受験生のみなさんにとって一番気になるのは、大学ランキングではないでしょうか。

 先月発売になった、最新の大学ランキング(AERA MOOK進学・朝日新聞出版)

理学部部門では、なんと、フロンティアサイエンス学部が3つの項目でランクイン!

しかも、2つは全国1位です! では、ご紹介しましょう。

 

【就職率(理学部)全国1位!!(就職率100%)】 

 少人数制の学部ならではの、きめ細やかな指導や手厚いサポートが実を結んだといえるでしょう。

それから、何といっても学生さん自身の努力の成果ですね。

 

【大学院進学率(理学部)全国26位!(大学院進学率39%)】

 専門的な知識や技能を生かして社会で活躍するには、院卒の方が断然有利、というのが現在の社会情勢です。

フロンティアサイエンス学部の大学院進学率の高さは、学生さんたちの、専門分野に対する“本気度”を表しているといえるでしょう。

ちなみに39%という数字は、同カテゴリーの私立大学では3番目に高い値です。

 

【女子学生比率(理学部)全国1位!!(女子学生比率41.8%)】

 フロンティアサイエンス学部の隠れた特徴の一つ。2009年に学部が誕生して以来、女子学生比率は4−5割と、ずっと高い値をキープしています。

一昨年には「女子に人気の秘密は?」と新聞社の取材も受けました。が、取材された我々も本当のところ、理由はよくわかっていません。実際に、女子学生の声を拾ってみましょう。

ブログりけじょ

Q.女子が多い理由は何だと思う?

A.「説明会で女子が多いと聞いてみんな安心する。」

「新しくて綺麗なキャンパスかな。」

「生命系だから。」

「入学してからいろいろ分野を選べる。」

「不純な動機だけど、三宮に近いから。」

「わからん。私はお父さんが強く薦めるので九州から来た。」

 

 ・・・なるほど。高い女子比率は、学部の伝統としてまだまだ続きそうですね。