プレミアプロジェクト「3極ネットワーク授業」の一環として、10月25日(水)に硯水コミュニケーションCaféを岡本キャンパスのiCommonsで実施しました。
「3極ネットワーク授業」は、岡本、西宮、ポートアイランドの各キャンパスの教員と学生、そして地域の企業が兵庫の食文化を語り合う場です。それぞれのキャンパスの多角的な視点(岡本キャンパス:文学や哲学、西宮キャンパス:地域経済や企業経営、ポートアイランドキャンパス:サイエンス)から意見や感想を述べ合うことで、楽しい「知」のひとときを共有するとともに、兵庫・神戸を元気にするヒントを生み出していけるような活気ある会を目指しております。
今回は、灘の酒文化を考える目的のもと「日本酒と世界のお酒、そして文人達」というテーマで、たる出版株式会社の高山様より、また「日本酒の特徴性的な醸造技術や灘の酒文化」について、剣菱酒造株式会社の白樫様よりご講演をいただきました。そのご講演内容を基に、3キャンパスの教員と学生、企業がそれぞれの視点で意見交換をして議論が絶えない様子でした。
参加した学生からは以下のような感想が寄せられました。
〔フロンティアサイエンス学部 川勝 薫平さん〕
僕がこの会に参加して良かったと思う点は、普段の大学生活ではお話する機会の少ない様々な社会人の方や他学部の学生さんと楽しく会話できることだと思いました。僕は目上の方とお話することに苦手意識がありますが、この会ではそんな僕でも気軽に話すことができ、会話も弾みました。普段では聞けないようなことも沢山伺うことができ、大きな刺激にもなりました。これを機に目上の方にも苦手意識を持たずに自分から一歩を踏み出そうと思います。
引き続き、FIRSTは岡本、西宮そして地域との連携をして「自力自学・協力共学」の取組みを推進していきますので、ご期待下さい。
(フロンティアサイエンス研究科長・教授 西方敬人)