現在、FIRSTでは定期試験の真っ最中。
ブログ編集者が大学生の頃は、バブル経済まっさかり。定期試験も、単位を集めて卒業さえできればなんとかなるだろうと、「軽め」に取り組む学生も多くおりまして、また、実際何とかなったりしたのですが、今の学生はそうはいきません。
定期試験の結果、合格すれば単位がもらえるのですが、その中身は、秀・優・良・可の4段階にわかれています。この成績の良し悪しが、就職活動はもちろんのこと、3・4年生のときの研究テーマ選びや、大学院の推薦入試や飛び級入試の選考など、いろいろな重要ごとに大きな影響を与えるのです。
そんな大事な定期試験ですから、教員もできるかぎりサポート。学生からのリクエストに応じて、キャッチアップセミナーという授業時間外の対策セミナーを行っています。
(25日に行われていたキャッチアップセミナー: 有機反応各論(上)と薬理学(下))
(薬理学のキャッチアップセミナーで学生が使っていたプリント、ノート、テキスト)
サポートしているのは教員だけじゃありません。生協さんでも「テスト応援企画」を実施してくださっています。
(メンチカツもかき揚げも、オーダーしてから揚げてくれますから、おいしいです。)
さてそれから、何と言っても最大のサポートは「クォーター制」でしょう。学生に優しい制度なんです。
クォーター制では、週に2回授業を行い、7-8週で講義が終わります。その後、すぐに定期試験を行います。FIRSTでは専門科目の多くがこのクォーター制を採っています。
これがなぜ学生に優しいのか? 仮に、履修している専門科目が4科目あったとしましょう。普通は学期末にこの4科目の試験がまとめて行われます。でも、これらがクォーター科目であれば、学期の前半に2科目、学期の後半に2科目という具体に、試験が分散するのですね。
身に付けないといけないトータルの分量はどちらでも同じですが、2科目ずつ集中的に試験勉強をする方が対策を立てやすいし、身に付きやすい。何より、「来週までに4科目も試験勉強するなんて絶対無理や! 2科目は捨てた! 逃げたんやないよ、こういうのは戦略いうねん。」というような安易な発想は生まれませんよね!