以前にご報告したように、現在、新しい学部パンフレットを作成中です(前回の記事はこちら)。
これまで使用してきたパンフレットは、学部ができた直後、つまり1期生(当時1年生)しかいないときに作成したため、学生の様子や声を十分に載せることができませんでした。
その点、新しいパンフレットでは、1年生から大学院生まで20名以上の学生が登場します。リアルなFIRSTを感じていただけるつくりになっていると思います。
先日、その撮影がありました。
以前にご報告したように、現在、新しい学部パンフレットを作成中です(前回の記事はこちら)。
これまで使用してきたパンフレットは、学部ができた直後、つまり1期生(当時1年生)しかいないときに作成したため、学生の様子や声を十分に載せることができませんでした。
その点、新しいパンフレットでは、1年生から大学院生まで20名以上の学生が登場します。リアルなFIRSTを感じていただけるつくりになっていると思います。
先日、その撮影がありました。
自分自身の授業の手応えを振り返ったり、他の教員の授業の様子を見聞きして、よく感じることがあります。それは、FIRSTの学生たちは「考えることが好き」ということです。
彼らの生まれ持った資質もあるでしょう。
それと同時に、我々も、大学での教育、特に高校から大学への接続教育では、「暗記型から思考型へ」の転換を強く意識して指導を行っています。「考えること」が学生たちの習慣となるよう工夫している我々にとって、考えることが好きな学生多いというのは、とても嬉しい傾向です。
その工夫の一つが、前試問。
1年・2年の学生実験では、学生たちは、実験日までに担当教員のところに行って、「実験に必要な知識を身につけていること」、さらに、「それらの知識を実験に応用できること(知識をもとに考えられること)」を、教員とのやりとりを通じて示さなければなりません。これが前試問です。
テキストに書いてある手順通りに操作を進めればOK、というわけではないんですね。
このような機会を通じて「考える力」を身につけていくので、さらに考えることが楽しくなるのでしょう。
つい先日のこと。学生から鮮烈な質問がありました。
「○○先生の○○の授業のことで悩んでいるんです。説明が丁寧すぎて、あまり考えることがないんですけど、私、それでいいんでしょうか。」
その授業で丁寧な説明が必要な理由と、さらに深く考えるとすれば「こういうポイントがある」ということを答えましたが 。。。 いやぁ、嬉しすぎる質問でした。
先月から、ありがたいことに神戸新聞さんが朝刊の試読版をキャンパスに置いてくださっています。キャリアデザインの第一歩は、新聞を読むところからスタートですね。
さて近頃は、新聞よりもインターネットでニュースを読むという方の方が多いかもしれませんが、ブログ編集者は、新聞と比べてインターネットでは、大事なインフォメーションが欠け落ちてしまっているんじゃないかと思っているんですよ。
それは、「見出しの字の大きさ」です。
インターネットのニュースヘッドラインでは、国際的な大ニュースも、A○B総選挙のニュースも、何もかも、同じ大きさのフォントで表示されていますよね。もちろん、新聞の見出しの大きさが記事の絶対的な重要性を反映しているとは限りませんが、少なくとも、新聞社が重要だと考える、あるいは新聞社が読者にとって重要だと考えるニュースが大きく掲載されている訳で、読み手にとっては、読む記事の取捨選択をしたり、物事の重要性を感じたり考えたりするもとになる、大切なインフォメーションです。
小さい頃からインターネットのニュースしか見ずに育ったら、「ソマリア飢餓26万人死亡」も「ピー○又○ 刈り上げ頭を披露」も同じ感覚でしか見られない大人になったりして? 考え過ぎかな?