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一般公開のご報告(画像)その1

10月20日(土曜日)に開催いたしましたフロンティアサイエンス学部(FIRST)一般公開。小さなお子様から大人の方々まで、1,152名の方々にご来場いただきました。ありがとうございました。

 この一般公開は、ポートアイランドの医療産業都市構想一般公開との同時開催で、当日は、発生・再生科学総合研究所(理化学研究所)やスーパーコンピュータ・京なども公開されていました。とても一日では、楽しみ尽くすことのできないビッグイベントです。来年も開催すると思いますので、今年いらっしゃった方も、始めての方も、ぜひご来訪下さい。

 さて、それでは、甲南大学フロンティアサイエンス学部でのイベントの様子を、2回にわけて、画像でご紹介させていただきます。今回は「実験体験講座」です。10テーマを開講いたしました。

ハイドロゲル
(実験体験講座:細胞移植技術を体感する! ハイドロゲルの世界)

DNAを分離
 (実験体験講座:遺伝子診断技術を体験する! ゲル電気泳動)

銀鏡反応3
銀鏡反応2

(実験体験講座:試験管が鏡に!? 銀鏡反応の体験)

炎色1
炎色2

 (実験体験講座:金属がカラフルに燃える! 炎色反応の体験)

自分のDNA
(実験体験講座:見てみよう、持って帰ろう、自分のDNA)

 

 


【御礼】一般公開

10月20日(土曜日)に開催いたしましたフロンティアサイエンス学部(FIRST)一般公開では、小さなお子様から大人の方々まで、1,152名の方々にご来場いただき、実験体験講座、研究展示、DNAゲームなど、各種イベントにご参加をいただきました。心より感謝申し上げます。
銀鏡反応

実験室

(実験体験講座には子供たちもたくさん参加してくれました。)

 また、アンケートを通じて、励ましやお褒めの言葉をたくさん頂戴いたしました。一部ご紹介させていただくとともに、重ねて御礼申し上げます。

「先端科学を研究していることがよくわかった。」
「先生が熱心に講義をしてくれたので、面白くて貴重な体験ができた。」
「旬な細胞移植の実験がおもしろかった。」
「まだ実用化はされていないが大きな成果を生み出せる芽のような研究がたくさんあった。大いに将来を期待します。」
「もっと早い時間に来ればよかった。」
「一日だけでなく二日連続で開催してほしい。」
「来年もぜひやってほしい。」
「球体の図書室がすごい。」
「大学生のおはなしを聞けてとてもよかったです。甲南大生は夢いっぱいでステキです。」
「子供たちが実験に触れて科学に興味を持ち科学者に育つ機会は大切。共感を持った。」
「学生さんの対応が親切でとてもよかった。」
「学生たちが熱心に説明していて頼もしく思った(甲南大OBより)。」

 今後も神戸医療産業都市に立地する学部として、研究成果を世界に発信するだけでなく、地域に密着した研究・教育、そして一般公開をはじめとする社会貢献活動に励んで参りますので、変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。


サイエンスライブチケット(新海征治先生)

7月6日は、崇城大学工学部ナノサイエンス学科(九州先端科学技術研究所 所長、九州大学高等研究院 特別主幹教授)の新海征治先生をお招きして、第13回のサイエンスライブチケット講演会が開催されました。

新海1

 ご講演いただいた新海先生は、ISIトムソン社が毎年行っているノーベル賞受賞者予想においても、化学分野でその名前がたびたび挙げられるほど著名な先生です。今回は「分子認識化学 〜そのアイデアの源泉と実現〜」という演題で、これから日本の将来を担うであろう学部生に向けて、自分たちが取り組んでいく研究のアイデアをどのようにして社会に発信するものへと深化させていくのか、ご自身の経験を踏まえながらご講演いただきました。
 
 とてもわかりやすいご講演だったこともあり、参加した学生からもたくさんの質問があり、またその質問に対しても丁寧に説明いただき、学生にとってはとても参考となるお話だったようです(我々教員にとっても有益なお話もたくさんあり、大変参考となりました)。

新海2

新海3

新入生歓迎のレクリエーション開催

クォーターA期の試験は昨日と一昨日で終わり、試験最終日の午後からは上級生が新入生のために歓迎のレクリエーションイベントをしてくれたようです。実は、この企画、去年も同じA期の試験最終日に開催され、新入生と上級生の交流に一役買ったそうで、好評につき、今年も開催したそうです。

今年も上級生による歌あり、ダンスあり、クイズありと大変盛り上がったようです。
日頃、マイラボでは声をかけづらい先輩方もこういう日は声をかけやすかったりします。是非、これをきっかけに学年を超えた友情の輪が広がるといいですね。

レク1
総合司会の3年生の石川さんと澤田さん

レク6レク5

歌やダンスを披露

レク2レク3

各フロアが企画した様々なゲームを楽しむ学生たち

スパコン「京」をテーマとしたタウンミーティングで発表

去る5月12日(土)にポートアイランドの神戸大学統合研究拠点で開かれたスパコン「京」をテーマとしたタウンミーティングで、FIRST4年生の中村 研 君(杉本研究室)と大学院博士後期課程3年の藤本 健史 君(三好研究室)が参加し、「京」をつかって取り組みたい研究について発表しました。

彼らが発表したのは、現在、卒業研究等で取り組んでいる遺伝子の研究テーマだったそうです。

生命の遺伝情報を記憶するDNA。一般的には二重らせん構造を形成しているのであるが、鎖を折りたたんで四重らせん構造も形成しています。この四重らせん構造は、細胞内の複雑な環境によってその構造を大きく変えてしまうそうで、その解明が遺伝情報の転写や翻訳に関わっているのではないか、と精力的に卒業研究をしているそうです。コンピュータシミュレーションでは、複雑なものも計算によって予測することができ、いずれは自分たちの研究をもとに「京」の力を借りて細胞内の複雑な生命現象を予見したいと発表したそうです。

市長も参加した発表の様子は神戸新聞に取り上げられています。

タウン1タウン2