医学系研究科社会環境医学講座
医の倫理と公共政策学分野から三成寿作氏をお招きし、キャリアセミナーを開催いたしました。
三成氏は、北九州市立大学大学院国際環境工学研究科環境工学専攻出身です。大学院博士後期課程修了後は、医の倫理と公共政策学分野で活躍される大阪大学の加藤和人先生のもとで、博士研究員としてパーソナルゲノムの倫理問題や政策等について研究されています。
ゲノム情報の解析は、ゲノム診断等の今後の予防医療の分野でも重要でありますが、それに関わるパーソナルゲノムの倫理的な課題や取り扱い・政策など、我々が学会等で聞く機会も少ない貴重なお話を聞かせていただけました。将来、遺伝子を取り扱う研究に従事する学生にとっては大変興味深い内容でした。
また、三成氏は、博士後期課程在籍中に、日本学術振興会特別研究員として、英国Bath大学で短期研究留学を経験しており、留学についてのアドバイス等もいただくことができ、参加した学生にとって有益な助言をいただくことができました。