第20回アンチセンスシンポジウムが、2010年12月2–3日に甲南大学ポートアイランドキャンパスにて開催され、FIRSTの大学院生も学生2名らが研究発表を行いました。
伊勢田健太(大学院修士課程2年)
RNase H活性化能の異なるLNAオリゴヌクレオチドの合成およびmicroRNA阻害活性の評価
三村健太(大学院修士課程2年)
ジャンクションポイント近傍の塩基対が制御するRNAスリーウェイジャンクションの形成
このように自分のキャンパスでシンポジウムがあると、大学院生にとっては良い発表の機会になるのはもちろんですが、学部の1,2年生にとってもシンポジウムの雰囲気を知る良い機会になります(1期生は3年生になったら研究発表してくれるかも知れないなあ)。世話人/事務局を務められた川上先生、長濱先生、それから発表された学生さん、たいへんお疲れさまでした。
下の画像はメイン会場になった7階のレクチャーホールです。
学生さんにとっては、受付などの運営に携わるのも貴重な経験です。
ちなみに、アンチセンスというのは、細胞内のタンパク質合成のプロセスを制御する「核酸医薬」に関する技術で、ガンをはじめ、さまざまな難治性疾患の治療法として注目されています。
「核酸医薬」についてはこちら(川上研ホームページ)。
http://www.pi.konan-u.ac.jp/kawakami/index.html