少し前まで1年生だった2期生たちですが、2年生になってより高度な実験に取り組んでいます。
ある2期生が「自分たちは授業でわからなかったところを先輩にいろいろ教えてもらっていたが、2年生になって後輩に質問される立場になった。恥ずかしくない先輩にならないと。」と話していましたが、みんなそういう意識があるのか、実験での動きが昨年までとは違います。 例えば、1年生のときには一つひとつ次の操作を教わりながら実験していた学生たちにも、自分で次を考えながら手際よく実験を進めていく姿勢が見られます。
1期生が2年生になったときもそうでしたが、春は、「学生たちの1年間の進歩」を感じる季節ですね。
下の画像は2年生の実験の様子です。なお、1−2年生の実験は、3つのグループに分かれて3つのテーマ(【ナノバイオ実験】【ナノ実験】【バイオ実験】)に順番に取り組んでいきます。
【ナノバイオ実験】ペプチドの合成(ペプチドは医薬品にも使われる生体高分子です。画像はアミノ酸を連結させていく操作をしているところです。)
【ナノ実験】有機化合物の合成(自分たちで合成した化合物を、反応混合物の中から抽出という操作で取り出しているところです。)
【バイオ実験】遺伝子クローニング(大腸菌に導入するDNA分子を作製しているところです。)