職業柄、大学や予備校の広告はいつも気に留めています。最近だと、テレビコマーシャルで、合格から遡っていくのがありますよね。
あれはいいですね。最近の学生さんは「段取り」ができないとよく言われています。あのテレビコマーシャルの要領で、ゴールに向けてしっかりと段取りをたてることが大切ですね。
さあ今日は24年度最後の日。受験生の皆さん、まだ間に合います。25年度の目標を立ててみましょう。そして、その目標にむけて、明日、25年度の第1歩を踏み出しましょう。
学部完成を迎えた、つまり、この3月にはじめて卒業生を輩出したFIRSTにとっても、明日は新たな1歩、特別な1歩です。将来、「モトをたとればあのときの1歩が勝着だった」と振り返れるようなスタートを切りたいものです。
あ、勝着というのは、将棋や碁で「あとから考えてみれば、あれが勝ちを決める一手だったなあ」という駒や石の置き方のことです。
学部の「勝ち」は何かというと、これは難問ですが、ただ言えるのは、学生のためになる良い手を指し続けていくこと。そして、FIRSTは若い学部ですから、良い手を指すだけでなく、相手が1手指す間に2手指すようなスピード感で(将棋や碁なら反則ですが・・)、学生たちの研究・教育のサポートと社会貢献を続けていくということ。その積み重ねの結果、 在校生にも卒業生にも受験生にも喜んでもらえるような学部に成長していけばいいなあ、ということですね。
5年目の新しいFIRSTをよろしくお願いします。