春は学会シーズン


3月はどの大学も授業がありませんので教員が出張しやすい、というわけで、いろいろな学会の年会(定期的に開かれる研究発表会)やシンポジウムが開かれます。

 FIRSTの学生たちも、卒業研究の内容を中心に、いろいろな学会に参加して発表する予定になっているようです。もう少ししたら、キャンパス内のあちらこちらで、発表練習に取り組む姿が見られることでしょう。

 ちなみに、今年度、学会発表に携わった学部生の延べ人数は以下の通りです。
 (予備的に調査した結果ですので、正確な数ではないかもしれません。)

 4年生34名
 3年生20名

(口頭発表者、ポスター発表者、連名発表者を合わせた人数です。)

 入学定員(1学年あたりの定員)が35名ですから、かなりの割合の3・4年生が学会発表に関わっていることになります。

 学会発表は、専門家が集まって討論をする場です。そこで発表するというのは、いわば研究者の卵としてのデビューですね。学内の発表会とはまったく違うプレッシャーがあると思います。

 実際に学会に参加して発表する4年生のみなさん、プレッシャーをはねのけるには準備しかありません。

 しっかり勉強して基礎知識を身につけること、論文をたくさん読んでその分野の研究動向や自分の研究の位置づけを把握しておくこと、自分の実験結果に対していろいろな方向からよく考えを巡らせておくこと、早めに資料や原稿を完成させて繰り返し練習しておくこと・・・・

 やるべきことはたくさんありますが、ゆっくりと落ち着いて、でも急いで準備を進めていって下さいね!