私立大学の良いところは、設立の理念が明確に存在していることですね。
特に現代は、AIの進歩や新しい感染症の流行などによって先が不透明な時代。
自身が学び、悩み、成長した大学・学園の設立者の理念や精神は、そんな時代だからこそ、考え方や行動を決める際の拠り所となるのではないでしょうか。
(甲南学園創立者・平生釟三郎先生の胸像と台座。台座には胸像制作にご尽力された方々の御名前が。御高名な方ばかりですね。さて、この胸像がどこにあるのか、ご存知の方は相当な甲南”通”といえるでしょう。)
フロンティアサイエンス学部(FIRST)の演習科目には、学園創立者・平生釟三郎先生について、学生さんが自由な視点で調べてまとめ、構成を考え、ポスターを作成するという授業があります。
そのポスターは今年の1月に岡本キャンパスのiCommonsで展示し、この春のオープンキャンパスでも一部を参加者の皆様にご覧いただきました。
(今年1月に行われた岡本キャンパスiCommonsでの展示。)
このポスター作成は昨年度から始まった新しい授業内容なのですが、作成後の学生たちの感想を聞くと、学生間の仲間意識や自己肯定感が高まったようで、我々教員もとても嬉しく感じました。
ポスターはポートアイランドキャンパスに常設していますので、イベント等でご来場の機会がありましたらぜひご覧ください。