前回に続いて、23日(土)に開催された春期オープンキャンパスでの「在学生による学部紹介」(一部抜粋)を紹介します。
「(前回から続く)・・・・・私が、入学して今までの中でとても苦労していることは学生実験です。フロンティアサイエンス学部では、1年から本格的な実験が始まります。入学前は1年から実験できるなんてラッキー!と、実験がとても楽しみでした。しかし実際に実験が始まると、高校のようにすんなりと予想していた結果がでることは少なく、授業時間の後まで実験が続いたこともありました。正直しんどいなーと思ったことも何回もあります。そういう苦労もあるので、実験が終われば、みんなと『 実験お疲れ様打ち上げ 』をすることにしています。疲れてしんどくてもこれをすることによって、『 あの時しんどかったなー 』とか、『 あいつが失敗して大変だった 』と、その時しんどかったことが笑い話に変わり、実験の疲れがどこかに飛んでいってしまいます。最初の頃は、こんな難しい実験をして役に立つのだろうか?と思ったこともありました。でも、私には運良く、実験の大切さを実感できる機会がありました。この学部には、ポートアイランド内にある企業さんと連携するアイランドシップ教育連携というシステムがあります。私は1年の夏休みに、フロンティアサイエンス学部と連携している企業にアルバイトに行く機会をもらいました。そこで、実際に企業が実験や研究をしているところなどを見せてもらって、『 私たちが実験したことがここでも行われているんだ 』と、学部の実験内容の質の高さに驚くとともに、苦労したことが無駄でなかったということがわかり、とてもうれしくなったのを覚えています。・・・・」
さて、このプレゼンは高校生に向けた学生目線の学部紹介ですが、実はこのような学生たちの生の声は、私たち教職員にとっても、「この学部を将来にわたってより良いものにしていく」上での大変良い参考になります。学生たちが「良かった」と感じている点はより発展させ、「不安だ」と感じている点はすぐに改善する・・・少人数体制ならではスピード感をもって取り組んでいきたいと考えています。
なお、話の中に出てきた「学生実験」の内容については こちら をご覧下さい。