先々週から新年度の授業がはじまっています。2年生や3年生もフレッシュな気持ちで新しい学習に取り組んでいると思いますが、やはり、一番どきどきしているのは1年生でしょうか。
上の画像は本日行われた1年生の実験科目「ナノバイオラボベーシックA」のバイオ実験の様子です。テーマは大腸菌の遺伝子組み換えなので、バイオテクノロジーに興味がある学生にとっては特にやりがいのある実験だと思います。(この機会に原理もしっかり学んでくださいね。)
実験も2日目ということで、だいぶ打ち解けあった雰囲気で、順調に2人1組の実験をこなしている様子でした。この2週間で、もうみんな、マイラボで結構話をしたりしてすでに仲良くなっているようです。
こちらはナノバイオ実験でデータ解析に取り組んでいる様子です。実験は、原理を理解したり、実験操作を習得することも大事ですが、実験結果をきちんと解析できるようになることも同じように大事ですので、みんながんばってね。この実験で身につけるExcelの表計算やグラフ作成は、これからいろいろなところで役に立ちますよ!
ナノ実験では、カラムクロマトグラフィーという、混合物を分離精製する実験をしています。将来は医薬品などを合成するスキルを身につけたい!というような方には基本となる実験技術です。また、この実験を通じて、溶媒の性質や、物質間の相互作用など、生命化学の基礎知識を身につけることができます。奥深い実験です。