フロンティアサイエンス学部(FIRST)のあるポートアイランドキャンパスは、神戸医療産業都市の一角にあります。
FIRSTの専門分野である「生命化学」は、「医療」と深いつながりがあるので、卒業生が近くで働いていたり、近くに出張で来たりすることも。
先日も、医療機器関連の企業に勤めている卒業生(3期生)が神戸市立医療センター中央市民病院への出張のついでに大学に立ち寄ってくれました。
学生時代は自他共に認める「まじめとは言い難い男」だったのですが、今や、ペースメーカーの設定を行う機器を取り扱ったり、不整脈のカテーテル治療(アブレーション治療)のための検査結果を解析したりと、人の命を預かる仕事に従事しています。
ペースメーカーをプログラムする装置を見せてもらいました。手に持っているマウスみたいな部分を胸に当てて、ペースメーカーの設定をするそうです。
(ちょうど通りかかった先生に「ペースメーカー!? 学生時代は自分のペースも決められなかったのに!」とイジられていました(笑)。)
責任は重いが、やりがいがあるとのこと。いやあ、我々も嬉しいです。