8月3日は、兵庫県立明石高校の1年生がこのポートアイランドキャンパスに来て、実験講義を行っていました。明石高校はフロンティアサイエンス学部と高大連携に関する協定を結んで、教育をサポートしている高校さんです。毎年、1年生、2年生がそれぞれポートアイランドキャンパスに来て、生命科学に関連する最先端の実験をしています。今回の実験は、科学技術振興機構が支援するサイエンス・パートナーシップ・プロジェクト(SPP)の支援の下で、「細胞の本当の姿をみてみよう」という実験タイトルで開催されました。
実際に細胞を使って、細胞核やミトコンドリア、ゴルジ体、中心体、微小管、アクチンフィラメントなど、生物の教科書に載っている細胞小器官を自分たちで光らせて観察してみました。以下は細胞核(青色)と細胞分裂の際に重要となる微小管(緑色)を光る抗体によって染めたものです。やっぱり、教科書で学ぶより、自分で染めて、自分の目で見た方がよくわかるものですよね。