甲南大学の“元気”を発信するKONANプレミア・プロジェクト。
次々と新しいプロジェクトがスタートしています。
10月22日(土)には、
「平生(ひらお=甲南学園の創設者)オータムスクール」が開催されました。
平生オータムスクールは、今年新しく誕生した、
甲南大学白川台キャンパスのセミナーハウスI’ll(アイル)で開催。
甲南大学8学部と大学院から参加した学生・院生99名と教員25名が「講演」「ポスター発表」「プログラミング講座」「実験体験講座」などを通じて学問の交流をはかりました。
「講演」について、平生オータムスクールの運営にも携わった、フロンティアサイエンス学部の学生の声を紹介しましょう。
「インターネットの時代、音楽はデモに変わる新しい社会的ツールとして影響力をもっている、ということに驚きました。」
「“今日はもやもやして帰ってもらいます”で始まった講演でしたが、本当に“もやもや”してしまいました。すごいと思いました。この“もやもや”が晴れる経済学って、ちょっと勉強してみたいと思いました。」
「3つの講演を聴いて、先生方一人ひとりの着眼点が違うところが、おもしろかったです。それから、どの話も論理的だったのが印象的でした。」
(上から)
文学部 中町信孝 先生(音楽に政治を持ち込むな? 〜「アラブの春」に学ぶ若者文化と政治の関係〜)
経済学部 市野泰和 先生(値段?値段。値段! 〜自分がしていることの不思議さを知る〜)
フロンティアサイエンス学部 藤井敏司 先生(予知は可能か? 〜アルツハイマー病を発病前に診断する〜)
60件にもおよぶポスター発表では、学生が互いに、自分のゼミや研究室で取り組んでいる内容を発表。理系と文系の学生たちは互いに、「文系の研究は社会に根ざしたものが多く、また、学生自身のユニークな発想が活かされている点がすごい。」「理系の研究はポスターを見ると難しそうだが、わかりやすく説明してくれて、その能力がすごい。」と、参考になる点があったようです。参加されたみなさん! ぜひ社会に出てからも文系・理系の垣根を越えた相互理解を進めて下さい。きっと、新しい企画や商品が生まれる原動力となることでしょう。
※①
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※①
※②
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※①ポスター発表
※②プログラミング講座
※③実験体験講座
このように他学部の学生と研究の話をする機会があるのは“ミディアムサイズの総合大学”である甲南大学ならでは、と言えるでしょう。平生オータムスクールは来年も開催する予定です。高校生の皆さんもご参加いただけますので、ぜひ、いろいろな学部の学生のポスター発表を見て、聴いて、「学部選び」の参考にして下さいね。