高校生のみなさんに、大学での普段の授業を体験してもらって、進路選択に役立ててもらおうというプログラム、WEEKDAY CAMPUS VISIT。10月31日は土曜日でしたが、フロンティアサイエンス学部では振替授業日ということで、学部の特徴が最もよく表れている実験科目を公開いたしました。
1限目のガイダンスでシラバス確認(実験内容の説明を含む)をした上で、3つのテーマから1つを選んでいただき、2限目は実験のための予習。マイラボや図書室でテキストに記載されたわからない言葉や器具を調べました。
(マイラボについてはを こちらをご覧下さい。)
午後、3〜5限目には実際に実験に参加していただきました。
(ナノバイオのテーマの実験風景。ゼロカロリー飲料などに使用されている人工甘味料アスパルテームを化学的に合成。この日は、合成の最初のステップで、フェニルアラニン(アミノ酸)のエステル化を行いました。)
そして、最後6限目に振り返りワークを行いました。以下は、参加してくれた高校生たちの感想です。
・実験中に先生から質問されたことが、決して難しい質問ではなかったのに考えすぎてうまく答えられなかった。まわりの大学生は自分の考えや意見を述べることができていて、しっかりしていると感じた。
・学生同士の仲がとても良くて、いいなと思った。
・テーマの第1週目だったので詳しい説明があり、内容がわかったので楽しかった。また、ペプチド結合など高校の復習の内容も出てきて、大学の学修は高校の内容が基礎になっていると感じた。
・実験中の大学生の姿を見ていると、みんな理科好きだなと感じた。
・いろいろな分野に触れて視野を広げることが、新しいひらめきにつながると感じた。
・マイラボの自分の机を、みんな好きなように飾っていて、憧れる。
ということで、フロンティアサイエンス学部の普段の姿をご覧いただけたようで、私たちも実施して良かったなあと感じています。
しかし・・・10月31日はハロウィン。
参加してくれた高校生のみなさん! 巫女さんや婦警さんやチップ&デールたちが授業を受けているのは、普段の学部の姿ではありませんので、くれぐれも誤解のないように!
【今後のWEEKDAY CAMPUS VISIT】
○ 11月28日(土) 「企業戦略・テクノロジー概論」「プレゼンテーション演習2」など
○ 12月12日(土) 「有機電子論」「細胞工学」「研究室での研究体験」など
尚、こちらの記事は甲南ch.にて掲載される予定です。