9月27日、ポートアイランドキャンパスでWeekday Campus Visitを開催しました。
今回は初めての開催でしたが、2名の高校生(3年生)が大阪から参加してくれました。
〔当日のスケジュール〕
9:30〜10:30 ガイダンス
2限 10:40〜12:10 実験ガイダンス(予習)
12:10〜13:00 お昼休み
3〜5限 13:00〜17:50 ナノバイオラボベーシックB(1年生の学生実験)
18:00〜18:50 振り返りワーク
朝のガイダンスで、今日一日の過ごし方、取り組む姿勢について説明があり、いよいよ大学の講義に。
2限は、FIRSTの講義での実験の進め方に関する簡単な話を聞き、マイラボへ移動。当日のテキストをもってわからないこと(用語や装置の使い方など)を予習するため、図書室で調べ物をしました。
お昼は、在学生と一緒に食事を楽しんだようです。
そして、3限〜5限。いよいよ学生実験の講義に参加です。
FIRSTの学生実験では、学年を3つのグループに分け、ナノ、バイオ、ナノバイオの実験を5週ずつ順番に受講します。そのため、定員35名の3分の1の12名ほどが1つの実験室で実験する少人数の学習スタイルです。今回の参加者はそれぞれ、バイオ実験とナノバイオ実験を希望し、在学生に混じって実験を受講しました。
〔バイオ実験〕
顕微鏡を使った実践的な観察実習が5週にわたって行われます。今回は第1週にあたり、実習でずっと使用する顕微鏡の説明を一通り受け、実際に使ってみる講義だったようです。
合成甘味料であるアスパルテームを化学合成し、高速液体クロマトグラフィーを使って検量線を引き、実際の飲料に含まれるアスパルテームを分析します。今回は第1週にあたり、アスパルテーム合成の第1ステップであるエステル化の化学反応を行う講義だったようです。
授業が終わり、最後は振り返りワークがありました。
マイラボや実験で、在学生に混じって過ごしたので、オープンキャンパスなどではわからない部分をたくさん見れて、知れたことがよかったとのこと。
他にも、
・講義を聴くだけの高校の授業と違い、意見を聞かれたり、述べたりする双方向の授業が良かった。
・予習や復習の大切さがわかった。
・「見えないものをみる」という顕微鏡観察の考え方に感銘を受けた。
・図書室の本が充実していた。
・大学生でも最初は試行錯誤で取り組んでいた。自分でもできると感じた。
大学の見方は参加者によって変わるものですので、上の意見もあくまでも参考のお話ですが、大学での生活や学びに自分がついていけるのか、どんなことを身につけておくべきなのかを早いうちにしれるのはいいですね。
FIRSTでは、12/16(火)、12/20(土)、1/6(火)にも、今回と同じ学生実験を受講するWeekday Campus Visitを開催します。
FIRSTに入学したいかどうかは別として、理系の大学の実験や講義を知りたい、体験したいという高校生にはとてもよいイベントだと思いますので、ドシドシ参加してください。
申し込みは、NPO法人NEWVERYのホームページから行えます。
上の各日程のリンクからお申し込みください。