就職して社会に出ると、会社のプロジェクトチームの中でいろいろな企画を自ら提案する機会もあり、大学の授業で身につける知識や実験技術だけでなく、授業では直接習う機会の少ない「企画する力」が求められるようになります。
FIRSTには「学生委員」というものがあります。委員になった学生は、任期の半年間、学年の代表としてレクリエーションやキャリア活動などをみんなで話し合いながら、企画、立案します。キャリア活動やレクリエーションなど、自分たちに必要なことをベースにして企画する力を養うチャンスがあるんです。
上の画像は、今週の月曜日に行われたキャリア委員会の様子です。
キャリア委員会では、学部生や大学院生の要望をもとにして「企業の見学」「セミナーへの研究者の招へい」「就職活動の模擬面接」などの企画を行います。各学年から選出された委員は、学年の意見をとりまとめ、自分たちの希望するキャリア企画を提案します。自分たちの企画を立案、実施することもさることながら、人の意見をまとめ、意見調整の大変さを知るよい機会にもなります。
これまでにも、就職の面接の実施、化学会社や製薬会社の若手研究者の招へい、企業の見学など、学生の希望によるキャリア企画が検討され、実施されてきました。
今年は、委員会での話し合いを通じて、どのような企画が立案されるのでしょうか。とても楽しみです。