12月12日(水)の午後から、父母の会の支援の下、神戸製鋼加古川製鉄所の見学に行ってきました。FIRSTでは、企業の方をお招きしてお話を伺うLead-Offセミナーと並んで、人気のある企画です。学生さんにとって企業の内部を見れる機会はほとんどないので、実際に見ることで働くイメージが付くことにも繫がっているようです。
神戸製鋼所は1906年、神戸で創業した地元の大手有力企業であります。鉄鋼産業は、基幹産業といわれ、日本成長の原動力として日本のものづくりを支えています。同社は鉄鋼、非鉄金属(アルミ、銅、チタンなど)の素材のほか溶接材料、産業機械、建設機械など、多角的に事業を展開しています。
今回見学させていただいた加古川製鉄所は、神戸製鋼所最大の製鉄所で原料の鉄鉱石の溶解から船舶などの用いられる厚板、自動車・家電向け薄板、棒鋼、線材などの製品まで一貫して製造しているそうです。
明石大橋の超高強度ケーブルも同社で製造されたそうです。
全員ヘルメットを着用し、バスをつかって広大な敷地内を見学していきました。
実際に現場を見学した学生からは話を聞いたところ、以下のような感想がもらえました。
学生「とにかくすごかった!」
教員「どのへんがどうすごかったの?」
学生「どこの何がすごいっていわれてもうまく説明できませんが、とにかくすごかったんです! 見たらわかります!」
話を聞くに興奮冷めやらぬ様子でした。
教科書やインターネットからの情報ではわからない迫力がそこにはあったようですね。