本日、9月2日(土)は、甲南大学大学院修士課程の入試日。
ちなみに修士課程というのは2年間で、その後に博士課程(3年間)があります。
博士課程を修了して審査に合格すれば、いわゆる「博士」です。英語で名前が書かれるときの敬称は、Mr. や Ms. ではなくて、Dr. になります。
話は戻って大学院入試。
いつもは授業を受けている教室で、でも、いつもとは違う緊張感で、学生たちが入試問題に取り組んでいます。
(イメージ画像です。)
高校生・受験生のみなさんの中には、「大学に入ってもまだ入試があるのか・・・」と驚かれる方もいらっしゃることでしょう。
あるいは、最近では「高校生にも大学院進学を意識させている」とおっしゃる高校の先生も多くいらっしゃるので、すでに卒業後の進学のことまで考えておられる方もいらっしゃるかも知れません。
というのも、理系では大学院修士課程の修了はなかば必須だからなんです。
研究、開発、技術など、理系としての知識やスキルを活かせる職に就こうと思ったら、大学院を出ておかないとなかなか難しいという事実があります。
これは甲南大学だけではなくて社会全体の流れですね。
さて、全国の大学の大学院入試は夏の時期に集中しています。
なぜこの時期に入試があるのか?
正確な理由は知りませんが、おそらく、入試に失敗しても就職活動ができるように、ということなんでしょうね。
就職以外にも、3月までいろいろな大学の大学院が2次入試・3次入試をやっていますので、他大学の大学院に志望を切り替えて試験勉強を続ける学生さんもいらっしゃいます。
高校生・受験生のみなさんには何だか気が滅入る話題になってしまったかもしれませんが、私の言いたいことはただ一つ。
大学合格をゴールを思わず、スタートと考えてくださいね、ということです!
・・・ん? やっぱり気の重くなる話でしたか 。。。
でもまあ、まずは大学合格、ですね。
公募制推薦入試の願書受付まで2ヶ月を切りました。
みなさんのご健闘をお祈りしています。